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住まいるGEN

家族の笑い声がいつも聞こえてくる木材のプロも大満足の自然素材の家
リビングの中央には長さ2mの大きなテーブル。四国のヤナセ杉製のオーダーメードで、家族のつながりの中心になっています

柔らかな木の香りに包まれ心身ともにリラックス

 県道小山田谷山線から少し入った新興住宅街。狭い道路沿いに新しい家が建て込んでいる一角に、上から見ると八角形をしたI邸が周りに溶け込むように建っています。
 Iさん一家は、夫婦と高1の長女、中2の双子の二女・三女の5人暮らし。Iさんは総合商社の木材課勤務で、いわば木材のプロ。日ごろから木の良さには熟知しているだけに、木をふんだんに使った家づくりを目指しました。床はヒノキ、壁は杉、梁は集成材、天井はカラマツの合板を使用。リビングの腰壁は2mの高さまで杉板を使い、その上は珪藻(けいそう)土がコテムラを残しながら塗られています。
 1階寝室から階段に通じる廊下や階段は浮づくりの杉板。自然の凹凸が足の裏に心地よい温もりと感触を感じさせます。キッチン台や収納棚なども木製の造り付け。庭の道路側の柵はオーストラリアで使われていたユーカリの枕木です。
 「家が完成して1年近く経ったいま、私たちは慣れてしまってそんなに感じないのですが、時々あるいは初めて訪れた人は家に入った途端、よく木の香りがするねと言います。どの部屋も梁や天井はむき出しなので自然素材の木の優しさや温もりが気持ちを落ち着かせてくれるようです」とIさん。

最高の採光を考えた八角形。 使い勝手がいいと奥様も満足

 八角形の造りになったのは、南面に隣家が建っているため採光や駐車スペース、庭などを確保するのに設計士さんが工夫して提案してきたもの。Iさん夫妻もこれには納得しました。
 それまで公営住宅住まいが長かっただけに、リビングはできるだけ広く開放的に設計。Iさん夫妻は老後を考えて寝室も1階に設けるなど1日を1階ですべて過ごせるようになっています。2階は子どもたちの要望で独立した部屋をそれぞれ設けていますが、1階のリビングを見下ろせるオープンなフリースペースを設置するなど開放感が得られるように配慮されています。
 リビングで家族みんなで過ごす時間は多く、子どもたちも対面式のキッチンで料理や後片付けを手伝います。奥様がこだわったのは勝手口の位置。駐車場から雨に濡れずに家に入り、台所へと直行。洗濯機のある脱衣室の外側には洗濯物を干すウッドデッキ。掃除機をリビングのコンセントにつなぐと1階全体が掃除できる範囲に収まっています。外断熱工法なので屋根裏を有効利用した収納スペースもたっぷり確保。「とても使い勝手がいい家」と奥様もすっかり気に入っている様子。この冬は寒さが厳しかったものの、外断熱や床暖房で一度もストーブを使うことはなかったそうです。

幸せな家づくりとは?

 日当たりの良い方向に隣家が建つ悪条件の敷地に、建物を変形させることにより室内へ光を取り入れ、駐車場、物干し場、庭などさまざまな施主の条件をクリア。外断熱工法と自然素材で居心地の良いオンリーワンの空間を提案しました
■家族構成/夫婦+子ども3人
■工法/木造軸組・外張断熱通気工法
■敷地面積/219.79㎡(66.49坪)・延床面積/129.99㎡(39.32坪)
■用途地域/市街化調整区域
■建ぺい率/50%・容積率/80%
■設計期間/約6カ月・工事期間/約5カ月
住まいるGEN
■鹿児島事務所
鹿児島市谷山港1丁目3─36─2階
TEL.0120・679・146

■加世田設計室
南さつま市加世田東本町18─9
TEL.0993・58・2217
 http://www.e-house.co.jp/smile-gen


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