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心地よい暮らしを追求!家づくり、こだわり人 Vol.3「薩摩じねん派」

2021年1月5日
マイホームを検討する上で、建設業各社のこだわりポイントを知ることはとても重要です。ここでは、リビングお勧めの〝こだわり人〟に話を聞きました。

▲村田 義弘さん

新築も改修も温熱環境の良さが鍵
「誰一人取り残さない」精神で工夫

「新築でも改修でも、住み心地を大切にしたいですよね」と話す自然木の村田義弘さん。「特に温熱環境、分かりやすく言えば断熱性能を改善して、健康寿命を延ばすことが今、住宅設計に求められています」
その背景には、家の中の温度差が要因となるヒートショック死があります。「交通事故死よりも多く、存命できても、医療費の増加が結構な財政負担になっているという社会的な問題があるからです」
比較的温暖と思われがちな鹿児島も冬場は外気温が低く断熱性能が低い家ではヒートショックの危険性が高まるそう。また、夏場の熱中症も見過ごせなくなっているとか。

限られた予算なら優先順位を決めて快適な居場所を造ろう

村田さんは、実家で暮らす高齢の両親の健康を考え、昔ながらの田の字の家の大改修を提案したと言います。しかし、「この先何年住めるか分からない家に大金をかけるつもりはない」と却下されたそう。それなら、優先順位を決めて、利用頻度の高い所に予算を充てること、使う素材をさらに検討することで納得してもらい、当初の半分の経費で改修をしました。
「誰一人取り残さない、というSDGsの精神で、限られた予算でも確実に温熱環境を改修できるように工夫し頑張っていきたいです。みんなで努力することが必要ですよね」。低コストでも効果が実感できる改修を目指します。

▲高齢の両親の生活動線を基に、よく使う空間の断熱性能を優先的に改修。寝室と水回り・リビングダイニングを一体的に

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