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コロナ禍が住宅業界に与えた影響の中で最も大きな問題は、「ウッドショック」による木材不足と木材価格の高騰。さらに、海外からの部品供給等に頼っていた建材資材の不足による納期遅れと価格高騰です。
そこで、「新築でなくてもいい。使える木材資材は使って、思い出も残しつつ、リフォーム工事を」という人が増えています。
システムキッチン、UB、便器、照明等の設備機器が古いので、新しく取り替えたいという要望をよく聞きます。
これまでの外壁、屋根吹き替え等のリフォーム工事から一歩踏み込んだ、家全体の断熱化、サッシの複層化、自家消費のための蓄熱太陽光設置、動線間取りを全体的に見直して住み心地を追求するリフォームの変化が起きています。
リモートワーク、外食自粛等でおうち時間が長くなり、さまざまな不便、不具合に気付いた人も多いようです。このコロナ下、居心地の良い動線間取りリフォームを考えてみてはいかがでしょうか。
執筆者: 井之上由美子
南さつま市と鹿児島市西田に設計事務所を持つ一級建築士・既存住宅状況調査技術者。五感が喜ぶ健康環境にこだわり、動線計画と自然素材で居心地の良い豊かな空間づくりを実践。ゆうあいプラン代表取締役社長