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特集・コラム

【写真を飾ろう】vol.1 何気ない日々を撮ろう

2022年7月7日

住まいで、家族の自然な姿を撮る際のポイントはありますか?

 家と家族の写真。それは、柱に刻んだ背比べの印とともに大切な成長の証し。くしゃくしゃの笑顔や、ほろほろの泣き顔、背中のシルエット、まつ毛や小さな手のクローズアップなど、いつもそばにいる家族だからこそ撮れるシーンにカメラを向けましょう。
 お気に入りの写真が撮れたら、こまめにプリントして部屋に飾りましょう。印画紙に焼いた写真は100年先まで残る貴重な記録です。背景に写り込んだカーテンや家具、家電、玩具なども、いつの日か懐かしい思い出になるはず。

▲家ではみんながカメラマン。子ども目線で見る暮らしもとても新鮮

 カメラマンに免許や資格がないように、写真にもルールや正解などありません。家ではお父さん、お母さん、子どもたち、みんながカメラマン。そして住まいそのものが写真館です。
 いつでも誰でも写真が撮れるように、すぐに手の届く所に(テレビのリモコンやティッシュだけでなく)カメラがあることが大切。シャッターチャンスは何気ない日々の中に見え隠れしています。

▲すぐに手の届く所にカメラを!


執筆者: 髙比良有城

フォトグラファー。1978年、長崎市生まれ。九州ビジュアルアーツ専門学校・写真学科卒。1998年より鹿児島に移り住み、風景・建築・暮らし・離島などさまざまな人の営みにカメラを向ける。
http://www.jijifilms.com