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特集・コラム

【プチ移住で豊かな暮らし】vol.2 地域の人との楽しい付き合い

2023年3月30日

 古民家のリノベーション中も、週に1度は現地に通い、ご近所の方々とお会いすることもあり、引っ越し前からたくさんの方々に声をかけていただきました。
 その中で築70年のこの家は、「昔は大きな番犬がいて、かまれた人がいたよ」「お手伝いさんがいて、よく人が集まるにぎやかなおうちだったよ」など昔のお話を聞くことができました。 また、「このおうちはどんなふうになるの?」と皆さんが気にかけてくださっていました。

▲近所の方から新鮮な野菜を頂いています

 引っ越しが終わり、一番印象に残ったイベントは2月に行われた「モグラ叩(たた)き」。近所の子どもたちが玄関先に来て、かけ声を上げながら、わらを集めた手作りの棒で地面を思い切りたたきます。
 この行事は、私たちが住んでいる小さな地域のみで行われているそうで、来年は息子も参加できることを楽しみにしています。
 地域について分からない事が多い私たちに、優しく寄り添ってくれるご近所の方々。 私たちも、この地域の役に立ち、盛り上げていけるよう、日々の生活を楽しみながら、模索しているところです。

▲自宅周辺はのどかな風景が広がります


執筆者: マルモレホ杏子
鹿児島市内でアパレル勤務後、WEB制作会社で撮影や商品の魅力を伝える仕事に就く。オーストラリア人の夫と出会い結婚し、姶良市の築70年の古民家に移り住む。夫、長男と3人暮らし