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「省エネ性能ラベル」って何?

2024年3月14日

4月から表示努力義務へ「省エネ性能ラベル」って何?

 今年4月から、「省エネ性能ラベル」表示が努力義務となります。
 住宅などの販売・賃貸事業者が建築物の省エネ性能を表示することで、消費者等が建築物を購入・賃貸するときに、省エネ性能の把握や比較ができるようにするものです。
 建築物省エネ法に基づく「省エネ性能ラベル」(=左図参照、国土交通省HPより抜粋)には、エネルギー消費性能、断熱性能、目安光熱費、ZEH水準達成状況などが書かれます(第三者評価BELSを取得した場合は、ネット・ゼロ・エネルギーハウスの項目も表示)。
 「エネルギー消費性能」は、星のマークが増えるほど、省エネ性能が高いことを示しています。再エネ設備のない住宅の場合は「30%以上の削減率」を上限としたレベル0〜レベル4の5段階評価です。再エネ設備がある住宅は「50%以上の削減率」を上限としたレベル0〜レベル6の7段階評価になります。

 「断熱性能」は、家のマークが増えるほど、断熱性能が高いことを示しています。〝建物からの熱の逃げやすさ〟と、〝建物への日射熱の入りやすさ〟の2つの点から建物の断熱性能を見る指標です。断熱性能を上げるためにできることは、窓の断熱性能を上げること、室内に入ってくる熱を減らすことです。また、庇(ひさし)や軒(のき)を確保したり、外付けブラインドなどを設置することも日射を遮る上で有効です。他にも、壁・床・天井などに用いる断熱材の種類でも工夫できます。

「省エネ性能ラベル」についての詳細はこちら
https://www.mlit.go.jp/shoene-label/index.html