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【住む住むコラム】真夏の省エネ、どうしてる?知っておきたい節電・省エネ

2024年8月9日

 夏の「家庭用」の電力需要は、18時ごろの夕方から夜にかけてピークが訪れています。この時間帯にこつこつと節電に取り組むことは、家計にもプラスになりますね。そこで、すぐに実行できる対策と、節電効果を見える化してみましょう。

【エアコン】
エアコンは冷やし過ぎに注意し、無理のない範囲で室内温度を上げる方法が効果的。ただし、熱中症に注意しながら温度調整を。例えば、夏のエアコンの室内温度を26℃から2℃上げると、1.6%~5.4%の節電効果が。また、目詰まりしたフィルターを掃除すると、エアコンの効率が上がり、0.6%~1.9%の節電につながります。

【照明】
人が居ない部屋の照明を消すと、1.5%~2.3%の節電効果が得られます。また、リビングなどの照明の明るさを下げることも効果的です。これにより2.5%~3.9%の節電効果が得られます。

【冷蔵庫】
冷蔵庫内の温度設定を「強」から「中」にしたり、扉を開ける時間を減らしたり、食品を詰め込み過ぎないようにすることなどで、1.2%~1.8%の節電効果が得られます。また、冷蔵庫は、庫内を冷やすために使った熱を背面や側面などから排出するので、冷蔵庫と壁との間に適切な間隔を空けておくことも省エネにつながります。放熱をスムーズに行うことが、無駄な電気の消費を防ぐことになります。

【洗濯機と乾燥機】
洗濯は容量の8割以上を目安にして〝まとめ洗い〟をし、使う回数を減らすことで、0.4%~1.1%の節電効果が得られます。また、衣類乾燥機・浴室乾燥機は、〝部屋干し〟も取り入れて〝使用時間を短く〟することで、0.4%~0.7%の節電となります。

※節電効果の数値およびイラストは経済産業省資源エネルギー庁のHPを参照しています