【住む住むコラム】木の活用で、まち・森を元気に！ MECが〝SDGｓビジネス賞〟

　姶良郡湧水町のMEC Industryが、第12回環境省グッドライフアワードで「SDGｓビジネス賞」を受賞しました。グッドライフアワードは、環境に優しい社会の実現を目指して国内で実践されている「環境と社会によい暮らし」の取り組みを表彰するものです。
　同社は、未来の地球環境に貢献できる「木（もく）」の活用を通じて、「まち」に炭素固定を生み出すとともに、適正な伐採を通じて「森」に良い環境を生み出し、「まちともりの架け橋」を担いたい、としています。
　また、地域との関わりを密にすることで地域の未来も育み、労働人口不足や地方創生といった社会課題の解決にも取り組んでいます。地元の中学生を招いて工場見学を実施したり、社員食堂を地元住民に一部開放して交流を深めるなど、持続可能な地域づくりにも一役かっています。

▲木の活用で、まちと森の環境づくりに取り組むスタッフ

▲中学生を工場に招いての見学会を実施

▲社員食堂を地元住民に一部開放して交流も図ります

　MEC Industry鹿児島湧水工場では、南九州産原木を調達して製材、建材へ加工し、その建材を活用した住宅「MOKUWELL HOUSE」や新建材「MIデッキ」の製造・販売までを行っています。
　国産木材の活用で国内森林の持つ炭素固定、水源、災害防止等の多面的な機能にも貢献。森林の好循環を生み出すことで、SDGsの達成や脱炭素社会の実現にも寄与。国内の豊かな森を未来につなぐことを企業理念に、「まち」と「森」を元気にしています。
　詳細は、ホームページ（https://www.mec-industry.com/）でも紹介しています。