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住宅ローンは見直すべき?“おうちのお金”を賢く管理

2025年7月7日

 住宅ローンを借りた時、「金融機関をしっかりと検討しなかった」「老後の資金まで考えていなかった」という人も多いのでは。金利上昇傾向の今こそ見直しませんか。

住宅ローンはどう選ぶ?ライフプランに合わせて

 人生の中でも大きなイベントの一つである、マイホームの購入。
「住宅会社選びと同じくらい、住宅ローン選びも大切です」と話すのは、マイホーム購入や資金計画などをアドバイスしてくれる「おうちの買い方相談室 鹿児島中央店」のチーフアドバイザー・大迫智明さん。「住宅ローンは長期にわたって支払い続けるものだからこそ、人生設計にも影響する重要な選択。近年は金利の上昇傾向もあり、〝借り換え〟の相談が増えてきています」と話します。
 そこで今回は、住宅ローンの選び方や気になる借り換えのポイントについて紹介します。これからマイホームの購入を検討している人はもちろん、今組んでいる住宅ローンの返済に不安を感じている人は見直すチャンスですよ。

お金の動きを定期的に見直そう!
 将来を見据えて住宅ローンを組んでも、やはり先は見通せないもの。生活環境や金利状況も変わってきます。今の金利が適しているかどうか、定期的に見直してみましょう。
【見直すタイミング】
今の生活レベルに適しているかチェック!
□金利状況の変化
□家族構成の変化
□収入の変化

Q.住宅ローンの選び方って?

家庭のライフプランにぴったりなものを
 「いつまでに返済を終えたい」「子どもの進学費用もかかる」など、家庭でお金の使い方はさまざま。家づくりの打ち合わせや手続きに追われがちですが、住宅ローンもたくさん比較し、一番納得のできるものを選びましょう。

自分の家庭はどのタイプ? 考え方やライフプランに沿った選択を!

【全期間固定金利型】
借り入れ時期の金利が返済期間終了まで変わらないタイプ
□金利の上昇が不安な人
□家計を計画的に管理したい人
【固定金利期間選択型】
初めの一定期間は金利が固定で、一定期間終了後に、継続するか「変動金利型」に移行するかを選択するタイプ
□子育て中などで、初めの固定期間は支出を安定させたい人
【変動金利型】
返済途中で金利が定期的に変動するタイプ。返済額の見直しは5年ごと ※金利の見直しは半年ごと
□なるべく低金利で借りたい人
□金利の上昇に対応できる人

Q.〝借り換え〟と、そのメリットは?

 すでに住宅ローンを契約していても、今より有利な条件のローンに変更できる〝借り換え〟という選択肢もあります。金利や返済額を見直すことで、今後の人生設計が立てやすくなる場合もありますよ。
 下記は借り換えの一例。金融機関や住宅会社、時期によって選択肢は多岐にわたります。悩んだときは家族だけで判断せず、専門家に相談を!

EX1)変動金利→固定金利へ
固定金利は変動金利よりも金利が高いですが、出費が安定。将来の見通しを立てやすくなります
EX2)変動金利→変動金利へ
返済期間を延長したい、より金利の低いローンを組みたいという人は、変動金利のまま、異なる銀行でローンを組み直すことも可能です

Point
借り換えるには、事務手数料・保証料など諸費用がかかります。また、再度ローンを組むための審査も必要に。今の暮らしに本当に必要かどうかを見極めてから判断して
住宅ローンの見直しとあわせてチェック!
「家計」の見直し

支出を減らしたいなら、家計全体も見直して。支出は大きく以下の「固定費」と「変動費」に分けられます。まずは毎月の固定支出である「固定費」を減らせば、月々の支出が確実に抑えられますよ。生活レベルを落とさず、賢くコントロールしていきましょう。

【固定費】
□光熱費
□通信費(スマホ・インターネットなど)
□保険費
□教育費 など
【変動費】
□食費
□交際費
□娯楽費 
□旅行費
□雑費 など
Point
スマホの格安SIMへの乗り換えや、光熱費・保険会社の見直し・プラン変更を検討してみるのがお勧め!
専門家に相談してみよう
 今回住宅ローンについて教えてくれた「おうちの買い方相談室 鹿児島中央店」は、鹿児島の金融機関の金利の状況を踏まえて中立な立場でアドバイス。住宅会社や借り入れ先なども、相談者の価値観を第一に考えながら、無料で相談に乗ってくれます。
おうちの買い方相談室 鹿児島中央店
099・201・3031
鹿児島市照国町2-3
9時~17時30分 不定休 P有
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