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【吉松こころの住まいの心得】「おうち時間」増加で注目!住まいの設備や間取り

2021年6月22日

 在宅時間が増えた今、私たちの生活は大きく変化しました。
家の中が、ある時は仕事場に、ある時はお友達同士が集まるカフェに、またある時は「自分時間」を楽しむ趣味の空間になるなど家が持つ役割も変化しています。こうした状況で求められる設備や間取りはどのように変わったのか見ていきましょう。

 ▲ワークルームの例

オンラインに対応したスペースへ

 オンライン会議や学習の機会が増えたことで、インターネット環境を整えたり仕事用のスペースを作ったりする人が増えました。
最近は、押し入れを半分は収納のまま、残り半分をワークルームにするリフォームが活況だそうで、少しでも集中できる空間を整えたいという希望がうかがえます。家族と共に料理や食事、運動を楽しんだり、友人を迎えたりできる広めのリビングが求められているのも、コロナ禍の新様式を受けたものといえます。

宅配ボックスを設置する住宅も増加

また、デリバリーやネット通販の利用拡大により、宅配ボックスを設置する住宅も増えています。たとえ在宅中であっても、「非接触」という観点から設置を望む声が高まっているようです。

▲一般住宅用宅配ボックス(玄関左) 写真提供:フルタイムシステム

執筆者: 吉松こころ

鹿児島県伊佐市出身。週刊全国賃貸住宅新聞を経て、2015年に週刊ハローニュースを設立。編集長として、不動産や建築の世界で、目立たずとも、たくましく生きる人々を取材しています。