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特集・コラム

【マメの整理収納術】vol.5 食品ロス対策は冷蔵庫から

2021年11月5日

冷蔵庫内をすっきりさせるには?

 家庭から出る可燃ごみの約半数に生ごみが含まれ、そのうち約4割が食品ロスという統計があります(平成25年度農林水産省推計)。庫内が魔の巣窟(そうくつ)になり、泣く泣く食材を廃棄した経験はありませんか。冷蔵庫の整理がうまくいかないのは、庫内の奥行と深さを生かし切れていないためです。

▲深さがある野菜室などは箱で仕切って、立てて収納してもOK !
冷蔵庫収納で必要なことは、
①一目で分かること
②賞味期限を忘れない工夫
③手間が掛からない掃除です。
 奥行きのある場所はトレーを使い、引き出す収納に。深さのある場所は箱で仕切り、立てて収めましょう。
 使いかけの食材や賞味期限が近い食材は見える場所に集め、調理の際はその食材から使うようにします。そして、冷蔵庫の周辺にアルコールスプレーを置き、すぐに掃除をする習慣を。
▲ドアポケットは仕切り板を使うとすっきり
 ドアポケットにサイズの違う調味料を並べるときは、仕切り板を使うと便利です。これからは〝空間に押し込める〟のではなく、〝空間を使い切る〟収納を心掛けて、お財布にも環境にも優しい冷蔵庫を目指しましょうね。

執筆者: 遠藤陽子
マメの愛称で親しまれる、元エフエム鹿児島アナウンサー。整理収納アドバイザー2級認定講師。ラジオや婚礼司会など喋る仕事に携わる一方、心地よく暮らすための整理収納に関する活動を行っています。allday today 代表