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日常にカメラを向ければ自然な表情や仕草が撮れますが、非日常のドラマチックなシーンを記録するのも家族写真の醍醐味(だいごみ)。誕生日、入学式、卒業式、おうちキャンプ、お庭のプールや花火など、節目節目のイベントごとをしっかりと撮影したいもの。 室内で写真が暗くなる場合は、カメラのISO感度を高めに設定。できるだけフラッシュを使わずに場の空気感を切り取ります。写真のアレやボケ、ブレも恐れず(むしろ味わいになることも)、何度もシャッターを切りましょう。もちろん、フラッシュを使って全体を鮮やかに写し取ってもOKです。
▲デッキでおうちキャンプ。かけがえのない一瞬を、一生の思い出として写真に残そう
ランドセル姿や、おめかしした様子は、細部や靴までしっかりと見えるように明るい屋外で。かしこまった姿や、緊張した面持ち、ぎこちないポーズも、その日その時にしか撮れない記録。住まいの外観と一緒に撮れば、扉や壁がスケール替わりになって、すくすくと大きくなっていく子どもの成長もよく分かります。
▲小学校への初登校。大きなランドセルを背負って、小さな一歩を踏み出した朝
執筆者: 髙比良有城
フォトグラファー。1978年、長崎市生まれ。九州ビジュアルアーツ専門学校・写真学科卒。1998年より鹿児島に移り住み、風景・建築・暮らし・離島などさまざまな人の営みにカメラを向ける。
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