風雅匠房深野木組家づくりセミナー「50代からの理想の住まいを考える」

2021年1月21日

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風雅匠房のセミナー「50代からの理想の住まいを考える」では、実例やシニア向け平屋モデルプランを基に、部屋ごとの設計のポイントなどを詳しく解説します。

代表取締役深野木信さん

Q．50代から理想の住まいをつくるには？

A.50代になり、子どもの独立や親との同居、退職などをきっかけに家づくりやリフォームを考え始める方が多くいらっしゃいます。
ところが、子育て世代向けと比べ、老後まで考えた家づくりの情報は多くありません。でも、最期まで健康で快適に住み続けられる家にするために知っておかなければならない事はたくさんあります。知らずに後悔することがないように、体力・気力のある50代のうちにその工夫と備えと覚悟を知ってほしいのです。

Q．50代からの住まいで大切なことは？

A.50歳を過ぎると、住まいの役割は「子育ての場」から「人生を充実させる場」に変わっていきます。変化を想定した「備えのある住まい」という視点が大切です。夫婦二人の生活も、それぞれの生活も楽しめる間取りの工夫が必要です。また、楽しく住まうために掃除が、洗濯が、収納が、メンテナンスが「楽」な家にしましょう。

Q．最期まで自宅で過ごすためのポイントは？

A.筋力や体力の低下、介護が必要になった場合への備えも大切です。手すりは後から付けられても、部屋の広さは変えられません。介助者の負担が少なくなる間取りや部屋の広さにしておくのも大切。
また、室温や明るさへの順応低下といった自分では気付きにくい変化もあります。人感センサー付きの照明や空調計画など、設備面で不意のけがの予防や体調の維持管理につなげることもできます。