【心安らぐ住まいと色】vol.2 お気に入りの色と暮らそう

部屋のイメチェンで、アクセントカラーはどこに入れたらいいの？

　ちょっと部屋の雰囲気を変えてみたい気分になる季節です。例えば、「好きな色を思い切って壁のアクセントカラーに入れてみたいけれど、勇気がない」というときのアドバイスを一つ。
　壁に襖一枚分またはドア、収納扉など、小さな面積から始めましょう。最近は自分で簡単に貼れるタイプの壁紙もありますが、難しそうだなあ、と思ったら「絵」という手もあり！
　その場合、アクセントカラーと同じ色みの濃淡色を部屋のどこかに一つ二つ置きましょう。部屋のカラーコーディネート感が確実に上がります。絵の場合も、絵の色と同系色などを部屋のどこかに入れましょう。

▲絵の同系色のソファを絵の下に。あるいは、同系色のクッションを置いてもすてき！

　色は実際に置いてみないと分からないもの。まずは、自由に色を楽しんでみてください。始める前には、部屋の「色の整理整頓」もお忘れなく。新しい色がグッとすてきになりますよ。
　お気に入りの色がある部屋は、きっとお気に入りの場所になるはず。

▲個性的な色は面積を少なめに。同系色の仲間を置くと色がつながります

執筆者： 江良心利きより
日常の色選びから、商品やまちづくりの色彩計画まで、幅広く応対する1級カラーコーディネーター・景観アドバイザー。「色のカケラでキラメク」をテーマに、より身近な色の相談にも対応。
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