鹿児島の家、新築・リフォーム応援サイト!
9月とはいえ、日中はお構いなしの暑さです。そこで、エアコン1台で全室の室温を快適に保てると聞いて、鹿児島市桜ヶ丘に今夏オープンした「ERBEN(エルベン)」のモデルハウスを訪ねました。
ERBEN代表の永吉亮さんは、「日射の角度や空気の流れを計算して快適な住空間をつくるパッシブデザインを基に、より緻密な高気密・高断熱を実現するための構造と長く住めるように自然素材を用いています。〝100年継承できるものに〟が私たちが目指す家づくりです」と話します。
モデルハウスは、1階に玄関・LDK・洋室・トイレを配置。スケルトン階段を上った2階に主寝室・2つの洋室・洗面・バスルームがあります。オープン当初から2階廊下の18畳用エアコン1台を除湿運転することで、32坪(105.78㎡)の全館空調を行っています。取材当日は晴れ、14時の外気温33℃・湿度68%に対し、室内温度は23℃・湿度59%。快適な空気質を実感しました。
住宅性能のうち、断熱性能を示すUa値は0.26。「このレベルの実績例はまだ少数です」と永吉さん。気密性能を示すC値は0.062。「潜水艇のような隙間のなさを意味します」と自信をのぞかせます。また、「換気は第一種換気、熱橋をなくす努力をしているので保温性は魔法瓶のようです」とも。
「酷暑をしのぐには、夏とどう向き合う家を造るかも大切です。モデルハウスは宿泊体験もできますよ」と呼びかけます。詳しくはホームページ(https://erben.jp/)で。