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【吉松こころの住まいの心得】先人の知恵「風水」を取り入れてみようvol.3

2021年8月19日

 「風水」は、気の流れを読み取り活用する先人の知恵です。月ごとのラッキーカラーとインテリアへの取り入れ方を、九星気学・四柱推命の知識を持つインテリアコーディネーター&ハッピーカウンセラーの上角弥生さんに取材しました。

2021年8月のラッキーカラーはオレンジ、黄色、赤

 2021年8月は、八白土星・丙甲の月となり、山と太陽を意味することから、火を扱うキッチンに風水を取り入れると運気アップにつながります。ラッキーカラーのオレンジ、黄色、赤をアクセントに、気分が上がる空間をつくりましょう。

 キッチン回りは、ゴミが出たり、油で汚れたり、臭いが出たりしやすい場所です。風水では良い気は清潔な場に宿ると考えられるため、小まめに拭き掃除を行い、常にきれいにしておくことが大切です。また、調理器具や皿類でごちゃごちゃしないよう整理整頓を心掛け、ナイフや包丁も出し放しにせず片付けを。また冷蔵庫の上に物を置くことや、張り紙が多いのも運気を下げるので要注意です。


 良い気に満ちたキッチンでおいしい料理を作れば、幸運を体の中に取り込めると考えられ、金運も上がるといわれています。エネルギッシュな赤と胃腸の動きを促す黄色は夏バテ対策にもなります。ガスコンロの近くで、火気が届かないところであれば、観葉植物を飾るのもいいでしょう

キッチンの方位別ラッキーカラーと開運アドバイス

 

【北】:常にキレイな空間にすること。掃除が大切で、水垢は金運の天敵です。インテリアも白系にすると気が清浄化されます。キッチン雑貨を木製にすると金運アップに効果的。

【北西】:安っぽいものを徹底的に排除することが大切。キッチンの印象がその家のご主人の格になってしまいます。シンプルでグレード感を感じさせるインテリアを心掛けて。

【北東】:収納状態が決め手。不要なものや古いものがたまりやすいので、定期的に冷蔵庫や戸棚の中を見渡して、使わないものはすぐに処分しましょう。

【西】:無駄使いを誘発しやすいので、浪費対策をしっかりと。目線には白っぽい陶器や果物モチーフの陶器を置きましょう。プラスチック製品と黒系の雑貨は絶対にN G。遊び心のある雑貨は◎。

【東】:シンプルで使いやすい清潔感を感じる空間に。キッチンスケールやタイマーは開運アイテム。

【南西】:使い勝手の良さと統一感がポイント。食器や調理器具を選ぶときは、デザインよりも使いやすさを重視して選びましょう。裏鬼門はその家の妻の健康運に影響します。

【南東】:緑に関連する方位。この方位は、香りに敏感なので生ゴミ等の臭いがしないように注意。ゴミ箱は木製でフタが付いたものを。収納小物はカゴと相性○。

【南】:ステンレスをいつもキレイに磨いておくことが大切。火の気を中和する陶器系のポットに入った観葉植物を置くことも忘れずに。

※写真協力/ウエカド


風水解説:上角弥生(インテリアコーディネーター&ハッピーカウンセラー )
広島県出身。結婚後育児、家事をしながら夫の工務店を手伝い、宅地建物取引士やインテリアコーディネーターの資格を取得。2000年から九星気学、四柱推命の知識を学び、独自の〝超前向き発想〟で運気アップ法をアドバイス。現在、インテリアコーディネーター業務を行い、日本各地で勉強会やセミナーを開催中。

執筆者: 吉松こころ
鹿児島県伊佐市出身。週刊全国賃貸住宅新聞を経て、2015年に株式会社「Hello News」を設立。不動産や建築の世界で、目立たずともたくましく生きる人々を取材しています。