鹿児島の家、新築・リフォーム応援サイト!
「人と自然の調和」をコンセプトに、地元の素材を生かしながら鹿児島の気候風土に合った住まいづくりを提案し続けるヤマサハウス。代表の佐々木典明さんは、「木造住宅は人・環境に優しく、リフォームがしやすい特徴があります。いいものを造って、きちんと手入れをしつつ、愛着を持って次代に引き継いでほしいですね」と語ります。
創業72年の同社は、県内で育成された品質の優れた木材(認証かごしま材)を、自社のプレカット工場で加工して住宅建築に使用。「鹿児島は高温多湿な気候のため、夏場の猛暑や台風、桜島の降灰やシロアリなど厳しい気候を持ち合わせた地域です。気候風土に合ったレジリエンス(※1)を考えた住まいを追求しています」
レジリエンスとは、地震や台風、火災などの自然災害で万が一被害があっても、自分たちの住まいで、自立した生活ができること。そして、速やかに日常生活へ回復する力がある住まいを指すそう。
また、人生100年時代を迎え、「住まう人と住まいの健康」をテーマに、健康空間づくりと環境性能の高い低炭素住宅に取り組んでいます。「長く住み継ぐ上で、住まいにかかるコストを少なくすることはとても大事なことなんです。身近な話になりますが、自宅の火災保険料が見直しになり、えっ、こんなに跳ね上がるの、と驚きました。これから家を建てる人には、建てるときのコストだけでなく、住み続ける中でのランニングコストも考えてほしいです」
さらに、親から子、そして孫の代へと世代を超えて住み継いでいくために、「今ある家を新築以上に」をテーマに取り組んでいるのが、リフォーム・リノベーション事業です。リフォームは元の状態に戻すこと。リノベーションは住まいの機能・価値向上のために造り変えること。
「おかげさまで、2世代・3世代とお付き合いいただけるご家族が増えています。これからも、皆さんの暮らしとともに歩んでいけるパートナーでありたいですね」
◆「認定長期優良住宅」
長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられた住宅を認定するもので、住宅ローンの金利引き下げや地震保険の割引など大きな優遇が受けられます。(同社昨年度完工分の90%)
◆「住宅性能表示制度」
住まいの安全・安心の判断指針として設計・施工の両面を第三者機関が評価するもので、地震保険料の割引や将来の住まいの価値評価等に有利に働く可能性があります。(同上)
◆「省令準耐火構造」
建築基準法に準ずる防火性能を持つ構造として認められるもので、一般の木造住宅と比較して、火災保険料が3分の1程度になります。(同94%)
◆リノベーションのメリット・ デメリットについて
【メリット】
・ 既存の構造をそのまま利用するので、新築よりも費用を抑えられる
・ 中古戸建のリノベーションを視野に入れることで、物件の選択肢が増える
・ 家への愛着や思い出なども一緒に残すことができ、世代を超えて引き継ぐことができる
【デメリット】
・ 構造や法令などの制約で、全てが希望通りにできないこともある(自治体条例の事前確認を)
・ 建物の状態などによっては、費用がそれなりにかかることも(リノベーションのプロに相談を)