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太陽光、蛍光灯、電球など室内 はさまざまな種類の光に包まれ、照明も昼光色、昼白色、電球色が混在しています。実はカメラにとって、異なる光源や色味がミックスされた環境は色の再現がとても苦手なシチュエーション。実際に見ている色と、撮れた写真の色に違和感を覚えた経験も多いはず。そんな時は自然光だけ、あるいは電球のみなど光の種類をそろえて撮影を。光源を減らせば、不自然な影も出にくくなります。
▲カメラマン、アシスタント、モデルを家族みんなで交代しながら撮影会
私たちカメラマンは、「太陽はひとつ」という写真の大原則を基に撮影しています。スタジオで複数の照明を使う場合でも、太陽の代わりに照らすメインの光は一つ。残りは補助の照明です。補助の光といえばレフ板が有名ですが、画用紙や発泡スチロール、白い布やシーツ、アルミホイルなど光を反射するものなら何でも代用できます。
知識と工夫次第で、いつでもどこでも写真館に。ぜひ写真のある暮らしを楽しんでください。
▲レースのカーテンを背景に、柔らかく包み込むような逆光の中でパチリ
執筆者: 髙比良有城
フォトグラファー。1978年、長崎市生まれ。九州ビジュアルアーツ専門学校・写真学科卒。1998年より鹿児島に移り住み、風景・建築・暮らし・離島などさまざまな人の営みにカメラを向ける。
http://www.jijifilms.com