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特集・コラム

【センチュリーハウスコラム】Vol.8 注文住宅の新たなカタチを発見!〜シンプル&スマートな暮らし〜【前編 】

2023年11月27日

今回から2回にわたりご紹介する住まいは、自らも建築に関わる施主のYさんが、これまでの経験を基に、こだわりと工夫をカタチにした家です。ぜひ、これからの住まいづくりの参考にしてみませんか。

ミニマムな発想でスタイリッシュな空間。塗壁と木壁が調和した「中庭のある平屋」

「閑静な場所で暮らしたい。できれば妻の実家近くで」と土地探しからスタートしたYさん。1年程かけて探し求めた土地は、鹿児島市郊外で周囲に自然の残る、心落ち着く環境です。
「敷地の高低差をうまく生かしながら、中庭に設けた屋久杉の木壁で、道路からの視線をさり気なく遮れるようにしました」とYさんが話されるのも納得。ロイヤルセンチュリーで建てたその家は、お洒落なだけでなく、プライベートを守る設計と「木壁と優しいグレージュ系の塗壁との調和」が美しい佇まいです。

採光を兼ねた大きな縦窓のくつろぎ空間

▲中庭に面する屋久杉の木壁が、カーテンなどが無くても周りからの視線をカット。心地よい光を室内に届ける。さらには、愛猫“おもちくん”の飛び越えを防いでくれるそう

▲明るいリビングから見える木壁が優しい

▲愛猫おもちくん(5歳)。このリラックス感が新居の心地よさを物語ります

平屋の床面積は約25坪(82㎡)。玄関ドアを開けると、採光を兼ねた大きな縦窓から坪庭が覗きます。そして一歩、リビングに入ると整然としたスタイリッシュなLDK。
白を基調とした空間に、アイランドキッチンのチャコールがアクセントとなり、全体的に品のある落ち着いた印象です。

▲キッチンからダイニングテーブルへの流れるような動線が、忙しい毎日の家事もスマートに

▲開放感のあるアイランドキッチンは、作業中の手元を隠し、急な来客にも安心の仕様に

キッチン背面は、使い勝手の良い造作カウンター。全体的に照明の個数を抑えた空間には「日本の家屋は照明が多すぎるのではないかと感じていたので、照明数を絞り、落ち着ける空間にしました」とのYさんのこだわりがカタチとなっています。

もう一つの大きな試みが、「廊下を活用した壁面収納」

LDKからプライベート空間への設計も秀逸。品のあるホテルを思わせるような、廊下には真鍮(しんちゅう)のブラケット照明と黒い扉が規則的に並び、奥の採光窓へと視線をいざないます。
反対面には壁面収納。ちょうど良い奥行と幅で3連続する扉をあけると、お洒落でありながら、夫婦それぞれの物や共通のものをしまう、たっぷりの収納スペースです。

▲規則的な設計と採光が美しい
▲たっぷりの壁面収納で室内もすっきり

主寝室は、スタンドライトのみのシンプルな構成。
「家をリラックスの場」と考えるYさんのこだわり通りに、照明を最低限に抑えた空間には朝日とともに起きる理想的な生活空間が漂います。

▲自然光が注ぐ主寝室は照明を最小限に
▲寝室隣の予備室は将来仕切る事も想定し窓と扉も二つ設計

暮らしの質を高めるY邸のこだわりは、空調設計にも感じられます。
皆さんのお住まいづくりにも生かして頂きたいポイント満載。詳しくは、次回の「こだわったのは“ちょうどいい空調”。」でご紹介します。お楽しみに!

ロイヤルセンチュリー
099-202-0008
鹿児島市山田町357-4

9時~18時 水曜休
https://century-house.co.jp/
建設業許可:鹿児島県知事(般-5第16437号
宅建業免許:鹿児島県知事(1)6407号

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